【はじめに】
皆さん、シーズン12お疲れさまでした。今シーズンより準伝説の解禁などで環境が著しく変わりましたね。わたしの今期の最終順位は、メインロムのアンダーソンが266位(2014)、サブロムのT-Fiveが134位(2060)という結果でした。最終日および前日潜れなかったのが残念でしたが、11/20に20達成&2ROM20を4シーズン連続で更新できたことは自信につながっています。最後まで読んでいただくと嬉しいです。
【コンセプト】
◆PT全ポケモンがエースバーンに仕事できる
◆ウツロイドを誘い、その軸を呼ばせる
◆対面/サイクル両方できる柔軟性
1, 【対面】襷悪ウーラオスのかき乱し→ダイマ枠→鉢巻ゴリラのスイーパー
※S10で自分が使用していた基本選出を参考
→or→
「あんこくきょうだの確定急所が鍵」
2, 【サイクル】初手カプコケコ→HBサンダーxゴリランダー NEW
※主に対受けル
「眼鏡ボルチェンの圧力→相性補完サイクル」
3, 【サイクル】初手サンダーのボルチェン⇔ウーラオス→ダイマ枠 NEW
⇔→or
「後攻ボルチェン→悪ウーラオスの対面圧力展開」
【構築経緯】
1, 眼鏡コケコx鉢巻ゴリランダーの高火力サイクルに魅力を感じ採用開始
一番初めに考えたサイクル軸。カバルドン展開の阻止、ウツロxカグヤ軸、受けルPTへの対策が目的。相性補完がよいので、でんきが一貫するPTには積極的に選出。コケコは特殊べースだが、ダイスチル(アイアンヘッド)を取り入れることでウツロイドに対面で勝てる点も◎ しかし、エースバーン軸には基本的に出さない。
2, 上記サイクルの補完探し→HBオボンヒトムの採用
→エースバーン及び格闘ぽけに厚くしたい為、HBサンダーへ変更
レート1900まではヒトムを使用。コケコxゴリランダーだとランドロス、フェローチェ、ヒヒダルマなどの高火力物理アタッカーに弱いので、これらのポケモンが見えた際は、初手選出からおにびをしていた。しかし、環境にはエースバーンが蔓延。ヒトムと同じく後攻ボルチェンができ、自身が回復できる、格闘に強い枠を探したら必然とサンダーに行きついた。ゴツゴツメットにすることで、初手エースバーンおよびフェローチェへのストレスが減る。
3, 選出で読みにくいダイマ枠探し→アナライズポリ2採用
序盤から使い続けていた欠かせないダイマ枠。HOME使用率ランキングの考察より**高火力**ポリ2が環境に刺さっていると感じ、S10で活躍したアナライズポリ2を復帰させた。D4振りエースバーンをダイアタック(威力130/アナライズ込)で確定1発なのが魅力。環境TOPランドロス、サンダー、カプレヒレ、テッカグヤに圧力をかけれる点も◎ なるべくアナライズに気付かれにくいよう、2番手に出すことが多い。
4, S10で使い慣れた襷悪ウーラオス(相棒枠)の採用
理由は単純。アナライズポリ2がいて、ゴリランダーならウーラオスしかいない!(笑) S10で使い慣れた対面軸だったことに気付く。ズルズキンの師匠なので相棒枠。**あんこくきょうだ**が現環境に有効だったことは**ラッキー**。ランドロスのいかく、アッキのみサンダー&クレセリア、テッカグヤ&ナットレイのまもる貫通、壁展開をすべて急所で阻止できる点が非常に強力。いじっぱりだとウオノラゴンを対面処理できる、また、珠ダイマエースバーンへふいうち→ポリ2のダイアタックで処理可能など確定数が変わるのでいじっぱり必須。相変わらず師匠はカッコいい。
5, 最後のダイマ枠探し→物理枠がよい→HBいじっぱりブリザポスの採用
ポリ2のように耐久が高く、物理枠で、特性による抜き性能、エスバミミに強いぽけを探し行き着いた馬。このポケモンのおかげで想定より早くRate2000へ乗ることができた。なんといっても硬さ。HBにするとエースバーンのキョダイカキュウを2耐えする(笑) 性格をいじっぱりにすれば弱点保険発動+2ダイアースでエースバーン確定1発。最強。エスバミミのような対面構築に滅法強いのでその際選出。
【PT紹介】
ブリザポス
性格:いじっぱり
特性:しろのいななき
実数値:207(252)-182(4)-182(252)-x-130-41
持ち物:弱点保険
技:つららおとし/10まんばりき/ヘビーボンバー/剣舞
役割対象:エスバミミ/ドリュサンダー/ランドロス/ボーマンダなど
調整:
HB-A168エスバのキョダイカキュウ確定2発(40.5-47.8%)
A-+2ダイアースで無振りダイマエスバ確定1発
S-アローラガラガラの最遅より遅く
今期ダイマ枠ニューフェイス。エースバーンを誘い、裏のミミッキュごと貫ける数少ないポケモン。HBにするととんでもなく硬く、エスバのカキュウでさえ確定2発なのが笑ってしまう。A182+弱点保険+特性で火力は申し分なく、耐久もダイスチル/ダイアースで補強できるのも◎ 選出は一番低かったがエスバミミ対面への勝率はピカ一。対戦中何度「硬すぎっ!」と叫んだことか。
カプコケコ
性格:むじゃき
特性:エレキメイカー
実数値:145-136(4)-105-147(252)-85-200(252)
持ち物:こだわりメガネ
技:ボルトチェンジ/マジカルシャイン/くさむすび/アイアンヘッド
役割対象:ウツロカグヤ/受けル/カプレヒレ/カバ・ラグあくび展開/ウーラオスなど
調整:
A-ダイスチルでH4振りウツロイド確定1発
C-サイクルのダメージレース優先の為全振り
S-最速
今期のサイクル要員1。第7世代で愛用していた眼鏡コケコを復帰させた。S200からのボルチェンは圧力になり相手のサイクルを疲労させるのに欠かせない。特性のおかげでカバ展開の阻止ができ、アイアンヘッドを採用することで、ウツロイドへの打点がある点が◎ 基本的にウツロイド側が有利なので、こちらが特殊とわかればダイマは切らない点を利用して驚かせた。ゴリラとの相性補完が◎ The優秀セールスマンって感じ。
サンダー
性格:ずぶとい
特性:せいでんき
実数値:197(252)-x-150(252)-145-111(4)-120
持ち物:ゴツゴツメット
技:ボルトチェンジ/ぼうふう/かいでんぱ/はねやすめ
役割対象:フェローチェ/ミミッキュ/ポリ2/カグヤレヒレ/ウーラオス/ゴリランダー/カミツルギなど
調整:
HB-物理受けなのでなるべく厚く
S-ミラーより遅くするために個体値下げも有だがダイジェットでS110族抜きできるため、S119or120調整がよい
物理受け&先発サイクル要員。ほうでんではなく必ずボルトチェンジが肝。物理に繰り出し、ゴツゴツメットによる襷潰し兼特性によるまひ狙いを積極的に行う。主な目的は後攻ボルチェンにあり、相手の先手サイクルを崩す役割を担え、安全にこちらの有利対面を作ることが可能。かいでんぱはポリ2専用で、特攻を下げ、ブリザポスの剣舞に繋げる利点もある。今期の便利屋さん、先発だと型が読まれずらいのが◎ かいでんぱ命中100なの地味にえぐい気がする...。
ポリゴン2
性格:ひかえめ
特性:アナライズ
実数値:191(244)-x-110-172(252)-117(12)-80
持ち物:しんかのきせき
技:トライアタック/冷凍ビーム/ほうでん/じこさいせい
役割対象:ランドカグヤレヒレ/エースバーン/サンダー/ドラパルト/カイリュー/ボーマンダなど
調整:
C-ダイアタック(アナライズ込)でD4振りエスバ確定1発
ダイサンダーx2(フィールド込)でH4振りミミッキュ倒せる
今期のダイマ枠2。万能・バランサー。優秀な技範囲に加え、ダウンロードに左右されないアナライズの火力補強が◎ S10ではトゲキッスメタとして運用したが、今期はTOP使用率のポケモンすべてに刺さっていた。型が読まれにくい&ブリザポスを入れることによるトリル要員のだましが可能。選出率はウーラオスと共にNo,1。皆、アナライズにしよう!笑
ゴリランダー
性格:いじっぱり
特性:グラスメイカー
実数値:192(136)-194(252)-115(36)-x-101(84)-105
持ち物:こだわり鉢巻
技:グラススライダー/ウッドハンマー/ばかぢから/10まんばりき
役割対象:ウツロイド/カプ系統/ミミッキュ/ポリ2/カバルドン/ウオノラゴン/ドリュウズ/スイクン/ライコウ/受けルなど
調整:S10の流用個体、ポリ2への安定性
今期サイクル要員2およびスイーパー。このPTがウツロイドの抜き性能に弱いので、確定1発で仕留めるためにこだわり鉢巻。受けルに対しても有効で、ダイナックルから、主にドヒドラッキーを崩すことができる。3体目になりやすいミミッキュにも強く、スイーパーとしての機能も抜群なので3体目としての運用が多い。相変わらずの火力馬鹿で、安心した。
悪ウーラオス
性格: いじっぱり
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
持ち物:きあいのタスキ
技:インファイト/あんこくきょうだ/どくづき/ふいうち
役割対象:クレセリア/ポリ2/ウツロイド/エースバーン/ウオノラゴン/壁展開/ナットレイ/テッカグヤなど
調整:A-インファイトで無振りエスバ高乱数1発
今期MVP、選出率No.1。ズルズキンの師匠、大活躍。あんこくきょうだの確定急所が環境に刺さっていたのが大きい。元々対面性能が高い上にエスバに対して、強く出れる点も◎ 本PT内で最も安定するポリ2メタであり、ポリ2がいる場合は積極的に選出。ウツロイドも構築内で受けきれるポケがいないので襷を通し無理やり突破できるようにした。どくづきはカプ系にも居座れるようにするため採用。どんな場面にもいてほしい存在で、頼もしいよまったく。
【構築の難】
①ラッキームドーサイクル
ほぼ勝てない。ボルチェンでちまちまラッキーを削るしかない
②カイリュー入り受けル
上記と同じくゴリランダーで崩せないので勝てない。
【終わりに】
最後まで見ていただいてありがとうございました。そして、シーズン12お疲れさまでした。最終の順位などはTwitterのアンダーソン@awesome211016で公開しているので覗きにきてくれると喜びます。フォローもいただけるとなお嬉しいです!来期も潜れるか微妙ですが、1月のシーズンは最終21目指して気合入れようと思ってます。PS:サブロムの名前はいつもJazzの曲名からきてます。今回はTake Fiveという曲。
以上です、ありがとうございました。