【剣盾S27使用構築】ホウザシ攻めサイクル 【最終77位/最終レート2017】
【はじめに】
シーズン27お疲れ様でした。新シリーズは禁伝が2体使用可能ということで、前回の竜王戦より範囲&構築難易度があがっており、大変でした。笑 数カ月ぶりにRate2000↑&最終2桁嬉しいです!構築もオリジナルなので鳳凰入りが気になる方はゆっくり読んでいってください。読んでいくほど少なくなるので安心を!笑
【構築経緯】
1, 環境TOPのザシアンに強い&受けルに強い先発適正有の禁伝探し
ザシアン、ムゲンダイナ以外の禁伝はダイマ&珠によるパワーから、一定の受けによるダイマ枯らしが多くなる環境と予想。序盤でザシアンの使用率が高いことから、ザシアン&受けに強い禁伝を考えた結果、鳳凰 に辿り着いた。鳳凰は受けに対する遂行範囲が広い。例えばボディプレス持ちディアルガはラキヌオーには強いがラグラージまでは対処に厳しい etc...
◆鳳凰が対応できる受けぽけは以下と想定。
◎せいなるほのお:ラッキー、ナットレイ、エアームド、テッカグヤ、ヌケニン
◎ギガドレイン:ヌオー、ラグラージ、ガマゲロゲ、トリトドン
◎じしん:ムゲンダイナ、ヒードラン、ドヒドイデ
◎ダイジェット:ラッキー、ムゲンダイナ
鳳凰が厳しいとされる受けは、カバルドン、HBランドロス、HBサンダー、あまえるラッキーあたりと考えている。ってかラッキー強すぎます。
しかし、あるアイテムを持たせることで上記受けぽけへ勝率をより上げることができた。そのアイテムとは・・・?
そう、「命の珠」。
命の珠は鳳凰の特性:さいせいりょくと相性がよく、ダイマ適正、受けに対するダメージ増加とメリットだらけ。デメリットはステルスロックのダメージのみなので、そこさえケアできていれば最強なのではないかと感じた。
例えば珠にすれば、H振ヌオーはダイマックスせずともギガドレインを押せる。HBムゲンダイナも交代際に珠ダイジェットでごり押せるetc..
初手ザシアン対面はワイボ持ちは居座ることが多いが基本的に引く方が多かったので、引きに対して想定外の珠ダイジェットの火力が試合を凌駕したetc..
上記goodな理由で珠鳳凰を軸とすることを決めた。
2,珠鳳凰と相性補完に優れたザシアンを採用。
次に使い慣れているザシアンが鳳凰と相性が良く、また素早さも速いことから詰めとして良いと感じ採用。
<相性補完>
:じめん、ほのおが苦手。いわに強い。
:いわが4倍弱点。じめん、ほのおに弱くなくサイクルしやすい。
ザシアンの課題といえば、メタモン。対面で必ず勝てるようにHB調整で採用した。この調整が偉く、もしHBランド⇔鳳凰と対面しても、交代からの岩石封じ+地震を耐える。基本的にランドロス側はS抜けていないが、調整されていてもこおりのキバで対応可能◎ A200マンムーの地震+礫確定耐えやHBネクロズマの+2ダイスチルを高乱数で耐えるのも偉い。多くのメタモンに打ち勝ってきた記憶があり、やっぱりこのわんこは最強。
3,鳳凰 x ザシアンと相性補完が◎、水電気の一貫切にHD貯水ガマゲロゲ採用。
Rate 2000への救世主、ガマゲロゲ。カイオーガやディアルガ軸に。トリトドンと比較すると型の豊富さが◎ ダイストリームを打つと相手が困惑しはじめる代表格。たべのこしみがわりカイオーガ以外の型に強く、ルギアやサンダーにどくどくが打てる、まもるによるダイマ枯らしのストッパーとなれる点を評価して採用した。あと見た目がツボで可愛い。ぬいぐるみ欲しい。
4,ここまでで薄いネクロズマへのストッパー&素早さ操作に襷サンダー採用。
ネクロズマ対策。ラムのみ&ダイロック型は負け。ネクロズマを見かけるとほぼ選出。麻痺させることで裏のザシアンや鳳凰で詰めやすいのと、こらえるを採用することでダイマ枯らしにもなる新しいストッパーとして優秀。選出時にザシアンxサンダーと並べることで、初手にサンダーを繰り出す際初手ダイマの可能性を相手に与え判断を鈍らせることができる?ので襷こらえる枠をサンダーにした。なにしてもこの嘴は強く憎い。。ただこの枠は今後検討。
5,上記4体だと、ジガルデやランドロス、サンダーが厳しいので氷タイプの詮索へ。
氷タイプの中でも比較的素早いポケモンで候補があがるのが、Aキュウコン、マンムー、ヒヒダルマ。その中でサイクル下における仕事量の多さを視野にすると、オーロラベールの壁展開も可能なAキュウコンが一番良いと判断。壁を張った際にザシアンに交代されても壁があるので安心して鳳凰やメタモン展開が取れやすいのも◎ 選出率は低いけど、ジガルデ見た瞬間に選出はほぼ確定。笑 零度はどうしようもない時、、1回サマヨールを零度でわからせた。
6.最後に詰めとしてスカーフ枠の使い慣れた伝説メタモンを採用。
ザシアン、黒バド、ドラゴン禁伝になれる。スカーフ以外は怖くて使えない。
【PT紹介】
ザシアン
性格:いじっぱり
実数値:197(236)-224(108)-152(132)-x-136(4)-172(28)
技:きょじゅうざん/じゃれつく/かみくだく/でんこうせっか
調整:
HB- +2メタモン-ザシアンのきょじゅうざん(82.2-99.4%)確定耐え
※返しのきょじゅうざん+でんこうせっかで高確率で落とせる
A200マンムーの地震+礫確定耐え
A- B4珠ダイマ-イベルタルへきょじゅうざん+でんこうせっかで落とせる
HD- C217黒バドの眼鏡アストラルビット確定耐え
S- S104族抜き
オリジナル調整。荒らしや詰め。ザシアンをメタモンで見てくる相手にも、あまり深く考えずに選出できるように調整。カイオーガはガマゲロゲがいるのでHD調整は必要ないと考え、本来厳しいポケモンのメタモン、マンムー、ガブリアスあたりに強気に選出できるようにした。HBにすることで鳳凰が苦手な岩技の有無を一旦ザシアンで受けて様子見をすることもでき、サイクルに適していると考えた。
きょじゅう+でんこうせっかはメタモンやイベルタルに必須なので確定。かみくだくは、ヌケニン&麻痺したネクロズマを疲弊させるため。じゃれつくは中盤まではランドロス対策にこおりのキバを採用したが、終盤は様々なケアでじゃれつくのほうが範囲が広かった。今回の間違いないMVP犬。
ホウオウ
性格:ようき
特性:さいせいりょく
実数値:181-182(252)-111(4)-117-174-156(252)
持ち物:いのちのたま
技:せいなるほのお/ブレイブバード/ギガドレイン/じこさいせい
今期ダイマ枠。選出率体感100%。構築の始点なので詰まっている。じしんはヒードランやドヒドイデが少ない上ダイウォールが欲しかったので切った。ヌオーが多い以上、この技構成で完結な気がする。後は、ダイマ後のカイオーガに珠ダイジェットするため、ディアルガに受けだしからの自己再生が可能な点から基本的に最速安定な気がする。初めての鳥さん。
サンダー
性格:おくびょう
特性:静電気
実数値:165-x-106(4)-177(252)-110-167(252)
持ち物:きあいのタスキ
技:10まんボルト/ぼうふう/でんじは/こらえる
今期ストッパー。珠ダイマサンダーが流行ると見込んで読みづらい型が良いと判断。唯一のネクロズマ対策。終盤は岩技持ちやラムのみが一定数いたので、この枠は要検討。序盤中盤は使い勝手がよかったのでザシアン、鳳凰とよく選出していた。何をやっても人生の脳裏にこびりつくのはこのポケモンしかいない、静電気マスター。
ガマゲロゲ
性格:おだやか
特性:ちょすい
実数値:212(252)-x-96(4)-105-139(252)-94
持ち物:ウイのみ
技:ねっとう/だいちのちから/どくどく/まもる
調整:HD-対カイオーガ、ディアルガ用に極振り
今期ストッパー兼アイドル枠。主に流行カイオーガやディアルガの鉄壁。カイオーガの珠ダイアタックを守る込みで枯らし、最速鳳凰で全抜きしやすくする。どくどくは、ルギアやポリ2に有効。ザシオーガの場合は、カイオーガ対面ザシアンに引く方が多いと感じ、だいちのちからを基本的に押した。その後、こちらもダイアースを打てたりと選択範囲が広がる&特防を上げて後続のカイオーガに対応できるが◎ 見た目がきもかわで安定の好き。
アローラキュウコン
性格:おくびょう
特性:ゆきふらし
実数値:155(52)-x-95-127(204)-120-177(252)
持ち物:ひかりのねんど
技:フリーズドライ/ふぶき/ぜったいれいど/オーロラベール
調整:
C- HD特化ジガルデへのふぶき確率調整(94.8-111.6%)
C252でもさほど確率変化なし(94.8-113.4%)&特化はいないと予測した為
H- 少しでも耐久上げに残り
ジガルデ対策。れいどをみがわりで対応したところ、変に体力削れてジガルデに負けたことがあるので麻痺痺れは切った。役割はジガルデだが、S109からの壁張り要員にもなったり、黒バドの襷を霰で削りメタモン展開などいろいろ工夫ができるポケモンと感じた。見た目がエレガントビューティー。
メタモン
特性:かわりもの
持ち物:こだわりスカーフ
ザシアン、黒バド、レシラム、ゼクロム、キュレム、ダイマ枠。強い。以上。
【構築の難】
1,バンギラス x ランドロス+禁伝。
勝機が見えない。対戦して一番キツイと感じた構築。ステロもあるし、疲弊した状態で裏の禁伝ダイマ圧力には中々勝つのは難しい。
2,ラムのみネクロズマ
ネクロズマの竜舞対策をサンダーに一任しているので、相手次第なのがキツイ。オーロンゲ壁展開からは比較的弱点保険が多いイメージなのでこらえると合わせれば割と対処できたが、ラムのみは無理。
【コンセプト&禁伝別基本選出】
◆珠鳳凰 x HBザシアンでサイクル。
◆相手のダイマタイミングにガマゲロゲやサンダーを合わせる。
◆後続の珠鳳凰やザシアンで一掃する。
-
対ザシオーガ軸:
カバルドンがいる場合は、初手鳳凰から展開。それ以外はザシアンから。ガマゲロゲをうまくサイクルに落とし込む。
-
対ゼルネネクロ軸:
ネクロズマ対面にサンダーを合わせる。ザシアンxネクロズマ対面はすぐ引く。オーロンゲ壁展開には、鳳凰の代わりにメタモンを出す場合も。
-
対ルギアジガルデ軸:または
ルギアは身代わり持ちが少ないので、HDガマゲロゲのどくどくから崩す。へびにらみを喰らったらAキュウコンの自覚頼り。みがわりを採用するスペース無。
その他は、基本的に鳳凰、ザシアン@1で対応していることが多い。