【SV S5構築記事】脱出パックドクガ→カイリュー展開 【最終90位/最終レート2105】
【使用構築】
TN: アンダーソン 最終90位(2105)
レンタル有:今月まで
【コンセプト】
・対面
・ステロ対策(主にディンルー、コノヨ、キラフロル)
【構築経緯】
1, S5環境は【ディンルー】の対策が一番重要になると想定した。ディンルーの強みは、カバルドンと違い、ほぼ確実に耐えてステロ展開する。ステロを読んで挑発しても読み違えのカタストロフィでテンポを取られると感じた。ディンルーのステロ型に対し、汎用性があり、最も有益なポケモンを探すことを第一に考えた。
たどり着いたポケモンは、奇襲型「アンコールカイリュー」
ディンルーのステロやじしんに対しアンコールをすれば交換せざるを得ない状況となるので、そのタイミングで一番火力が出て汎用性がある飛行テラバースト型がよいと判断。
2, 初手でアンコールカイリューを選出すると、ディンルー側がカタストロフィを選択する可能性が高まるので、ステロやじしんを誘えてカイリューへ展開するほうが強いと感じ、できるだけディンルーの体力も削りたいため、高火力技+脱出パック→カイリューがステロも踏まず展開できると思い、この枠を考えた。環境序盤でチオンジェンxドヒドイデのサイクルが流行っており、どくびしが回収できるどくタイプで脱出パックできるとよいと考えた結果、
たどり着いたポケモンは、「脱出パックオバヒテツノドクガ」
カイリューと相性補完がよく、ある程度素早く、火力もあり、どくびし回収できる点にイーユイと比較して適任と感じ採用した。環境に一定数いるHBサーフゴーやチオンジェンにも動かしやすかったのが◎
3, テツノドクガ→カイリューとなると、相手の神速カイリューにテンポを取られるので、ストッパー且スイーパー、またサイクル下でのろいができる点を評価して「珠ミミッキュ」を採用
上記を基本選出とし、補完枠を練った。
4, 相手のテツノツツミやハバタクカミ、スカーフイーユイに無双されかねない、テラスがない四炎に対しても出していける、「とつげきチョッキニンフィア」を採用
S3,4と使い慣れており、主にテツノツツミに絶対的安心感がある、竜の後出しを許さないのが◎
5, ここまでで厳しいキョジオーン、キラフロル、カバルドン、ヘイラッシャに対し、汎用性を保ちつつ、裏も兼ねて戦える、「隠密マントテツノツツミ」を採用
このポケモンを選出するときは、地面テラスをするか否かでカイリューを選出するかが決まるので、選出には気を付けていた。
6, 構築単位で重い、セグレイブ&パオジアン、ディンルーやコノヨのようなステロ巻きがいない際の襷枠としてパオジアンを採用。 受けルのハピラキに厳しいので、最終日あたったら身代りキョジオーンをベンチ入りさせておいたが、当たらなかったのでパオジアンを使い続けた。
以上、構築が完成した。
【PT紹介】
テツノドクガ@だっしゅつパック
性格:おくびょう
テラス:どく
特性:クォークチャージ
努力値:159(28)-X-84(28)-192(252)-131(4)-170(196)
技:ほのおのまい/ヘドロウェーブ/サイコキネシス/オーバーヒート
調整:
S ガブリアス抜
HB 特化パオジアンのかみくだく・じごくづき高乱数耐え(84.9-100.6%)
よく出される初手ディンルー対策。じしんやステロを選択されることが多く、オーバーヒートを押すことで約4割削りを入れながら、カイリューを展開できる。カタストロフィを押されることは外しも兼ねてなのか統計上ほぼなかった。サイコキネシスのおかげで単体でチオンジェン x ドヒドイデに強いのも◎ テラスはほぼカイリューにきるので自由。読み間違えてパオジアンを出されても、オーバーヒートから展開できるように少し耐久に振った。唯一の弱みは、圧倒的外し( ;∀;) そんなときは叫びましょう。ただ体感9.23割当ててくれたので使っていた、最終日は外れなかったのでok
カイリュー@ラムのみ
性格:いじっぱり
テラス:ひこう
特性:マルチスケイル
努力値:191(196)-200(220)-116(4)-99-121(4)-111(84)
技:テラバースト/じしん/アンコール/しんそく
調整
A テラバ飛行+しんそくで無振りテツノツツミ確定
あまえるでテラバースト飛行が物理のまま
HBD 特化鉢巻カイリューのしんそく高乱数耐え(30.8-36.6/61.7-73.8%)
最強ぽけもん。ほぼ選出。ディンルーはドクガの脱出オバヒからのアンコールで裏に飛行テラバーストで圧をかけれる。序盤から中盤はほぼ決まった。また何より型が読まれにくく、アンコールを見ると耐久型も存在するため、引き際に大ダメージを与えそのまま勝てたりする。持ち物をラムにすることで、キノガッサや流行っていたでんじはサーフゴー/カイリューにも出せるので汎用性の塊と感じた。神速の部分は、カミ用にアクアジェットと悩んだが、確率的に対ツツミ、ミラー等神速のが必要だった。弱点はパオジアン・セグレイブ。四災が四天王なら、カイリューが災いチャンピオンだと思う。
ミミッキュ@珠
性格:いじっぱり
テラス:ゴースト
特性:ばけのかわ
努力値:AS252 余りB
技:じゃれつく/シャドークロー/のろい/かげうち
今期刺さっていたポケモン。対面構築には嬉しいばけのかわ。ディンルーがおらずコノヨザルがいる場合は、初手に出してステロさせないように心掛けた。ヘイラッシャが減少したことでカイリューが荒らした後のお掃除屋さんとなる◎ コノヨ+カイリューは、コノヨを倒した後でのろいすれば解決できる。ずっと活躍したので、S6,7も流行りそう!
ニンフィア@とつげきチョッキ
性格:ひかえめ
テラス:ほのお
特性:フェアリースキン
努力値:201(244)-76-86(4)-178(252)-151(4)-81(4)
技:ハイパーボイス/テラバースト/サイコショック/でんこうせっか
テツノツツミ・ハバタクカミ、ミトム対策。S3からずっと使用していて一番愛用している気がする。ジバコイルが減ったので動かしやすくなった。カイリューでテラスをきるので選出は控えめながら、ミミッキュが出せないときに活躍してくれる!ブエナツツミ、カミに安定して出せるのが安心ポイント。最終日疲れてた時、パオジアンに脳死でハイパーボイス押したらじごくづききたときは叫んだ。笑
テツノツツミ@おんみつマント
性格:おくびょう
テラス:じめん
特性:クォークチャージ
努力値:131(4)-x-135(4)-176(252)-80-206(252)
技:フリーズドライ/ハイドロポンプ/テラバースト/アンコール
S4と同じ個体・構成。主にキョジオーン絡み、キラフロル展開、ヘイラッシャ絡みに選出。キョジオーンにできるだけ地面テラスをきるので、カイリューは選出しないことが多い。たまにテラスしてミトム倒したりできる。S136族が偉すぎるので、汎用性抜群GOOD。ドロポン外しは定番。
パオジアン@きあいのタスキ
性格:ようき
テラス:こおり
特性:わざわいのつるぎ
努力値:AS252 B4
技:つららおとし/かみくだく/せいなるつるぎ/こおりのつぶて
前期の襷マスカーニャ枠。ステロがない相手に対し、初手に出して荒らす。ふいうち読みが一定数いるので、つぶてを使うことで多少のリスクを少なくした。言うまでもないスタンダード。シンプルが普通に強い。ただ構築で受けルが厳しくなるので、この枠は所説。最終日は受けと当たらなかったのが幸いか。
【選出】
①対ディンルー:テツノドクガ→カイリュー&ミミッキュ ※ほぼこれで選出
②対コノヨ:ミミッキュ→カイリュー@1
③対キョジオーン、キラフロル:テツノツツミ@2