アンダーソンのポケモン記事

ポケモンの記事をメインにあげていきます。

【剣盾S9使用構築】襷悪ウーラオス対面始動 x 眼鏡ドラパサイクル始動軸【最終181位・最終レート2018】2ROM-2000達成

f:id:anderson21:20200831045811p:plain

※ズルズキン→悪ウーラオス(画像がないため)

【はじめに】
皆さん、シーズン9お疲れさまでした!来期からエスバを筆頭とした環境TOPポケモンが禁止になる為、今期は前シーズンの集大成の環境でしたね。わたしの今期の最終順位は、メインロムのアンダーソンが259位(2008)、サブロムのBakerが181位(2018)という結果となりました。2シーズンぶりにレート2000を超えたことは素直に嬉しいです。また、はじめて2ROM最終レート2000を取ることができたのは自信につながりました。構築の完成度は前期よりは上がっているので、ぜひゆっくりご覧ください。
【コンセプト】
1, 【対面】襷悪ウーラオスによるかき乱し→ダイマポリ2→鉢巻ゴリランダーによる詰め Pokémon-Icon 892.pngPokémon-Icon 233.pngPokémon-Icon 812.png【基本選出#1】
初手トゲキッスを誘い、襷悪ウーラオスのアイアンヘッドを上から通す。前期結果を残した並びであるスカーフウーラオス⇔HBギャラドス⇔ジバコイルサイクルの並びを見せることで、襷の警戒を薄くするよう意識。アイアンヘッドによる怯みも強力◎ 初手トゲキッスのダイマは、裏にポリ2&ジバコイルがいる関係でほぼされないのも◎
 
2, 【サイクル】眼鏡ドラパ始動Pokémon-Icon 887.png→ウーラオス以外からサイクル選択【基本選出#2】Pokémon-Icon 130.pngPokémon-Icon 462.pngPokémon-Icon 233.pngPokémon-Icon 812.png
ドラパルト始動ということもあり、最速による運用。早い段階でAぶりなのかCぶりなのかの基準を鈍らせたい、また、襷潰しも兼ねてとんぼがえりの採用は必須。相性補完に優れたジバコイルにもサイクルができるようボルトチェンジを採用。

 

【構築経緯】
1, 悪ウーラオスを使いたい!!!
Pokémon-Icon 892.png
今期確実に使いたいと思ったのは、わたしの相棒ズルズキンと同タイプである師匠(!?)こと悪ウーラオス。襷の運用にするかサイクル意識の鉢巻またはスカーフにするか迷った。そこで、前期悪ウーラオス軸で結果を残されていた、アランドロスさんの構築を参考にさせていただき、悪ウーラオス⇔HBギャラドス⇔ジバコイルのサイクルを見て、あえて襷の選択を視野に入れようと考えたのが起点となる。この並びから相手に鉢巻やスカーフを意識させることで居座りやすい展開を作れることから襷の運用となった。
【参考】アランドロスさんのS8構築記事:

https://arandorosu.hatenablog.com/entry/2020/08/01/112432

 

2, スカーフウーラオスを意識させるため、ギャラドスxジバコイルの採用
Pokémon-Icon 130.pngPokémon-Icon 462.png
現環境の猛威エースバーンxゴリランダーにおける受けクッションおよびエースにもなれるHBいかくギャラドスを採用。ギャラドスとの相性補完に優れ、でんき、ポリ2に対し強く出れるとつげきチョッキジバコイルも同時採用。本家とは違い、特性がんじょうにした。その理由は、主にリザードンおよび3体目の詰め枠としての役割を担ってもらうため。相手の3体目の詰め枠になりえる、アッキミミに皮を破った状態から対面で勝てる確率を上げるためでもある。また、がんじょうにしたことで素早さにもおおめに振り、マリルリやアシレーヌに先制できるようにした。

 

3, 前期の使用感で抜群だったダイマ枠としてアナライズポリ2を採用
Pokémon-Icon 233.png
上記3体からダイマ枠がいないので、受けよりに見えて攻め駒になれるポケモンを詮索した結果、前期の使用感で安定していたHCアナライズポリ2を採用した。トゲキッスに確実に強くでれるように、H252振りトゲキッスをダイアイス、あられ込みで高乱数で落とせるよう、Cは特化にした。あられにすることで、あさのひざしの回復では追い付けないように対策している。エースバーンとのダイマ対面でも耐久振りでなければ、ダイアタックx2で倒すことが可能。あらゆるポケモンに対し、想定外の火力を押し付けられるので安定感がある。ダウンロードにしない理由は、確実にトゲキッスに対し仕事するため。ほんとの悪魔はこの子な気がする...(笑)

 

4, 残りの詰め枠探し→受けル対策のピクシー、ジバコイルとの相性補完からスカーフウオノラゴンの採用→解雇
Pokémon-Icon 036.pngPokémon-Icon 882.png
ここまでで受けル対策ができていないので、ハピナスもかねて対応できるサイコショック持ち珠マジガピクシーを採用。詰め枠がいなかったので、エースバーンにも強く、ジバコイルとのサイクル相性からスカーフウオノラゴンを採用した。しかし、3桁帯中盤に襷水ウーラオスが流行していたことから、ピクシーでは安定しない場面が多くみられる。終盤は受けルが減り、ハピナスすら見なかった。ウオノラゴンもドラパミミに対し、選出ができなかったことから両者を解雇。また、ダイナックルを透かせなかった点、構築に素早いポケモンがいない点も解雇の理由となった。中盤までのレートあげには貢献した。
解雇後はラム最速トゲキッスPokémon-Icon 468.png、珠HABマリルリPokémon-Icon 184.pngの運用もしたが、勝率が安定しておらず同様に解雇している。
5, 残りの詰め枠探し→鉢巻ゴリランダーの確定採用
Pokémon-Icon 812.png
構築単位で襷水ウーラオスが重かったので、すいりゅうれんだで安定しないアッキミミより信頼できる詰め枠を探した結果、鉢巻ゴリランダーに行き着いた。こちらが初手悪ウーラオスを出した際も相手の水ウーラオスインファイト→こちらのインファイト→アクジェ読みゴリランダー交換が比較的安定だった。また、ダイマ後のギャラドスなどに対し、高火力先制技を叩き込めるおかげで、ストレスなく3体目の詰め筋になる。ギャラドス、ジバコイルとの相性補完も◎ 火力がおかしい(笑)

 

6, ダイナックルを透かせてエースバーンより速く、サイクルが可能な眼鏡ドラパの採用
Pokémon-Icon 887.png
ゴリランダー採用後の構築全体の見直しから、サイクル下のダイナックル、とびひざを透かせるおよびエースバーンより速い、水ウーラオスに強いポケモンが欲しかったため、必然的にドラパルトが採用された。構築にでんきの一貫性、主にスカーフパッチラゴンが怖いので最速運用。先発に多いヒトムやカバルドン、エースバーンに負担をかけれるようにするため、ハイドロポンプを採用。高乱数意識から持ち物も眼鏡一択となった。ミラー対面は相手側が引くことが多いので、シャドーボールの一貫性を作れる点も◎ 受けルには、初手に繰り出すことにより、攻撃か特殊かわからないように配慮も兼ねたので構築の最後の相性にはぴったりだった。なにしても強い(笑)
【PT紹介】
Pokémon-Icon 892.png悪ウーラオス

性格:いじっぱり

特性:ふかしのこぶし

実数値:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

持ち物:きあいのタスキ

技:インファイト/あんこくきょうだ/アイアンヘッド/ふいうち

役割対象:エースバーン/トゲキッス/ポリ2/ドラパルト/ジバコイルなど

 本構築の起点。対面始動の先発起用。構築単位で呼びやすいエースバーン、トゲキッスに対しても不利を取らない襷での運用。初手エースバーンは、カウンター警戒からダイマをすることがほぼない→あんこくきょうだを半減にできるとびひざを打つ相手が確率で多く、積極的にインファイトを押した。先発有利対面→相手トゲキッス引きに対してもあんこくきょうだ→アイアンヘッドで負担をかけられるのが魅力。いじっぱりの理由は、準速でも最速トゲキッスを抜いているため。また、ポリ2に対しての確定数も変わるのでAは特化。本構築で活躍NO,1。さすがズルズキンの師匠、かっこいい。
 ちなみに先発スカーフトゲキッスの素直エアスラはどうしようもない笑、3桁帯は、ポリ2、ジバコ交代読みで炎技押す人が多かったので、よしとしている。ふいうちは択勝負にも欠かせない!

 

Pokémon-Icon 130.pngギャラドス

性格:わんぱく

特性:いかく

実数値:191(164)-145-140(228)-x-120-116(116)

持ち物:オボンのみ

技:たきのぼり/とびはねる/じしん/りゅうのまい

役割対象:エースバーン/ゴリランダー/ウーラオス/リザードンなど

調整:

HB-珠-1エースバーンのダイジェットオボン込み確定2発耐え

S-ミラー意識

 エースバーンの安定受けクッション。エースバーンが重いおよび相手の構築にダイジェットが刺さっている場合に選出。このポケモンを入れるだけでエースバーンやゴリランダーを抑制できる点は優秀◎じしんの枠は、終盤まで挑発を入れナットレイに強く出るようにしたが、ジバコイルが終盤よく居たのでじしんに変更した。そのおかげで選出の幅が広がり、勝率に食い込めたのでじしんでよかったと思う。たまにくるストリンダーにも刺さる。りゅうのまいは非常に大切で、ダイマを誘える点、裏に交換するムーブができる点、ダイウォールができる点と万能だった。ちなみに、エレキボールエースバーンは、相手からの物理技ダメージを意識してポリ2やジバコイルに下げるなどしたが、依然として厳しかったので対策できない。ジバコイルとよく選出。

 

Pokémon-Icon 887.pngドラパルト

性格:おくびょう

特性:すりぬけ

実数値:163-x-95-152(252)-96(4)-213(252)

持ち物:こだわりメガネ

技:りゅうせいぐん/シャドーボール/ハイドロポンプ/とんぼがえり

役割対象:カバルドン/ヒトム/水ウーラオス/パッチラゴンなど

調整:

D-DL調整

S-スカーフパッチラゴン、ミラー意識の最速

 本構築のサイクル始動員。PTで重かった水ウーラオス、ヒトムに滅法強くするため、特殊での採用。特に上位ではヒトムの採用率があがっていたので、ハイドロポンプの採用が活きた場面があった。トゲキッスに対して10まんボルトも採用したいが、初手のとんぼがえりが優秀だったので切るしかなかった。ミラー対面は、相手が引く際に一貫性、ダメージ貢献に優秀なシャドーボール、りゅうせいぐんは無振りダイマパッチラゴンを落とせるので確定→技選びは完了。圧倒的な素早さからのとんぼがえりはサイクルにおいて優秀なので、有利不利にかかわらず裏の相性補完に優れたポケモンに下げれる強みがこの子の最大の魅力だと思う。どのシーズンでも強いのは笑うしかない、強すぎだね。唯一ひっかかることは、ポリ2と対面してしまうこと。ドラパルトが通っている場合は、先発出し→ポリ2交代読みで積極的にとんぼがえりから入る。

 

Pokémon-Icon 812.pngゴリランダー

性格:いじっぱり

特性:グラスメイカー

実数値:192(136)-194(252)-115(36)-x-101(84)-105

持ち物:こだわりハチマキ

技:グラススライダー/ウッドハンマー/ばかぢから/10まんばりき

役割対象:ポリ2/ミミッキュ/カバルドン/水ウーラオス/マリルリなど

調整:

HB:元々グラスシードでの運用個体を流用、グラスシード運用時、+2いじっぱりミミッキュのじゃれつく+かげうちを確定耐え

HD:+1ポリ2C157(252)以下冷凍ビーム確定耐え

 本構築の詰め枠。構築で重いHDポリ2、水ウーラオスの重さから決定した最後のホープ。この枠はいろいろ探し、前期に活躍したアッキミミも採用に踏んだが、どうしても襷水ウーラオスの削りが気にかかり、続投はなかった。初手カバルドン、アシレーヌにも圧力をかけれて、ダイマが残っていれば相手のアッキミミにも打ち勝てる。よくよく構築を整理していると、ギャラドス&ジバコイルとの相性補完に優れていて、サイクルに高火力を押し付けられることに気付き、終盤順位をあげた立役者になった。ばかぢからの採用は、HC・HDポリ2に強い点、10まんばりきはサイクル下のドヒドイデに刺さる点を見越し採用。最初は、サイクル意識からとんぼがえりを使っていたが、必要な場面が少なかったので10まんばりきまたははたきおとすでよい気がする。ダイマ後のHP緑ギャラドスをグラススライダーで倒した時の爽快感は◎ 辛い対面は、やはりトゲキッス。なにも有効打がないので3体目の詰め枠のみとして意識を置いた。

 

Pokémon-Icon 233.pngポリゴン2

性格:ひかえめ

特性:アナライズ

実数値:191(244)-x-110-172(252)-117(12)-80

持ち物:しんかのきせき

技:トライアタック/れいとうビーム/シャドーボール/じこさいせい

役割対象:★トゲキッス/ドラパルト/エースバーン/ミミッキュなど

調整:

C-ダイアイスでH252トゲキッスをあられ込みで高乱数1発

 本構築のダイマ枠。主にトゲキッスメタ。裏にミミッキュが控えない限り、積極的にダイマをしていた。ダイアタックx2で耐久無振りダイマエースバーンに対面で勝つことができる点も魅力的。シャドーボールは、主にミミッキュ用だが、裏に控えるジバコイルなどのはがね打点にもなるのでこれでよかった。ほうでんのまひは、アナライズと相性が良くないので見送り。シーズン序盤は、悪ウーラオスがインファイトを打ってくれることが多く、ダイアイスあられ込みで襷を貫通できたのも強み。しかし、誤って先にダイマックスをしてしまうと、裏のミミッキュに起点にされることがよくあったので使いどころを考えないといけないポケモン。

 

Pokémon-Icon 462.pngジバコイル

性格:ひかえめ

特性:がんじょう

実数値:171(204)-x-135-200(252)-110-87(52)

持ち物:とつげきチョッキ

技:ボルトチェンジ/10まんボルト/ラスターカノン/ボディプレス

役割対象:ポリ2/トゲキッス/水タイプ/エルフーンなど

調整:

S-マリルリやアシレーヌの同速抜き抜き+7

 本構築の受けクッション2。主にギャラドスと行動する。たまにがんじょうのおかげで3体目の詰め枠に変身するときも。ギャラドス・ドラパルト・ゴリランダーとの相性補完が優れ、高火力のボルトチェンジで有利対面を作るのが基本的な仕事。チョッキを持たせることで、ミトムなどのサイクルにも不利をとらないようにした。はじめはアナライズを使用していたが、万が一先発起用となった際のウーラオス対面もがんじょうで回避できるため余計なストレスが減った気がする。火力を求めるならアナライズ一択。ボディプレスはHDポリ2のみがわりを確実に割るために採用。色違い個体を使用できたのが嬉しい←
【構築の難】
エレキボールエースバーンPokémon-Icon 815.png
どうあがいても厳しい。
アッキのみまたはでんじは入りトゲキッスPokémon-Icon 468.png
ウーラオスのアイヘで突破できない、特にでんじは持ちはきつい。
スカーフヒトムPokémon-Icon 479a.png
ドラパ対面S抜かれ+ボルトチェンジからだと厳しい。
リザードンPokémon-Icon 006.png
巨大獄炎が、ウーラオスの襷を貫通する為、ギャラドスまたはポリ2を合わせる必要がある。
ハッサムPokémon-Icon 212.png
ドラパルトに炎打点がないので、ジバコイルからボルトチェンジしないといけない
ウーラオスもドラパルトも先発で出せない唯一の穴
【おわりに】
最後まで見ていただいてありがとうございました!そしてシーズン9お疲れさまでした。最終の順位やレンタルパのIDはTwitterのアンダーソン@awesome211016で公開しているので覗きにきてください!フォローもいただいたら嬉しい限りです。最終日の感想ですが、2ROMで2000を達成したのははじめてだったので素直に嬉しかったです。ここ2シーズンは中々良い構築に出会えず、結果が出せなかったのでひとまず今期は安堵でした。来期はアーマーガアが帰ってくるので、今期よりも頑張ろうと思います‼以上です。ありがとうございました。