【剣盾S7使用構築】おいかぜエルフxアイヘギャラ軸+4等サイクルスタン【最終266位】
【はじめに】
S7お疲れさまでした!今期はエースバーンの隠れ特性:リベロが解禁され環境が大きく変化したシーズンでしたね。わたしの今期の最終順位は、サブロムのBakerが266位(1993)、メインロムのアンダーソンが706位(1905)と、両ロム3桁の結果となりました。個人的には悔しかったですが、割と適正な順位と思っています。自分でも使い方が難しかった笑 何かの参考になれば幸いです、ゆっくり見ていただくと嬉しいです!
追記: 実践編として、S7構築用動画を作りましたので記事を見る際にでも参考になれば幸いです。(07/03)
【コンセプト】
1. 初手エルフーンによるおいかぜorがむしゃら操作→ダイマギャラドス全抜き→ミミッキュまたはエースバーンにて処理【基本選出】+
2. 上記が厳しい場合以下の順番の4等サイクルから選出(①が優先度上)
①エースバーン⇔エルフーン+ギャラドス+
② サザンドラ⇔エルフーン+ギャラドスorミミッキュ+or
③サザンドラ⇔エースバーン+ギャラドスorミミッキュ+or
④ヒトム⇔エルフーン+ギャラドスorミミッキュ+or
↑↑エルフーン展開がカギになっている構築とわかる
【構築経緯】
1, リベロエースバーンのサイクル展開の考慮
一番初めに考えたのは、リベロエースバーン。サイクル展開にしたい為、とんぼがえり採用からスタート。元々ドラパルト以外であれば高い素早さで抜けるので火力重視のこだわりハチマキを採用。かえんボールは、優秀な炎技なので確定。相手のダイジェットによる抜き性能に対応できるふいうちも確定。他は選択。
2, エース枠にじしんかじょうギャラドス、そのサポートが抜群なエルフーンを同時採用
今期のエース枠はいかくギャラドスの流行りを利用して、じしんかじょうギャラドスを使用することを決めていた。この構築は相手から見て、持ち物判別がつきにくいように仕組んでいる。一番ギャラドスを活躍させられるサポートを探した結果、エルフーンのおいかぜとがむしゃらだった。エルフーンが相手より遅い場合は、がむしゃら→おいかぜ対応、早い場合は、みがわりで調整→がむしゃらでギャラドスに託すようにサポートしている。一番力を入れたのがエルフーンの努力値調整で、HB寄りおよびSをサザンドラ抜き調整にしている。(ミミッキュ意識も) 通常のおいかぜサポートは、CS振りなどが主流だが、耐久に振ることで、みがわりをした際に、がむしゃらが一見無いように動かしている。耐久振りはやどりぎの種+みがわりコンボが有名どころ。この錯覚のおかげでみがわりをすればほとんどダイマをしてこないので、がむしゃらが通りやすかった。
3, 詰め枠のゴーストダイブミミッキュ採用
おいかぜエルフ+ギャラドス展開をすると相手より先にダイマックスを消費してしまうので、その遅れを取り戻せるポケモンで対面性能が高いのはやはりミミッキュ。はじめは、チイラのみ+みがわりのクッションで使用していたが、最後の詰めに甘く火力負けが多かったので、のろいのおふだミミッキュに落ち着いた。ゴーストダイブがダイマを切るおよびラプラスの壁ターン消費に大事だった。
4, エースバーンとのサイクル相性補完枠にサザンドラ
ドラパルトを上から牽制でき、火力が高いポケモン、エースバーンとのサイクル相性の良さを考えた結果、スカーフサザンドラに行き着いた。元々ミミッキュの枠を、ギルガルドにし、サザンガルドの有名サイクルで崩そうと実行したが、天敵エースバーンに適応しきれず、ミミッキュの採用へと流れた。ただサザンドラは、ロトム系統に強いのが採用価値有。おかげでギャラドスにパワーウィップ→欲しかったアイアンヘッドに変更できた。
5, 今期のカバギャラ対策として、S5最終20位時に活躍したヒートロトムを採用
今期はグラススライダーゴリランダーも流行り、ゴリランダーxドヒドイデの並びに対応でき、カバギャラにも牽制できるラムのみ最速ヒトムが安定していた。終盤に流行ったスピンロトムにも対応できるのが◎比較的ドヒドイデ入りには積極的に参加。しかし、エースバーン、ドラパルトがきついのでエルフ+ギャラドスのサポートが必要。選出率はS5に比べたら、かなり低かった。これもやはりエースバーンの影響。エースバーンめ...
【PT紹介】
エースバーン
性格:ようき
特性:リベロ
実数値:155-168(252)-96(4)-x-95-188(252)
持ち物:こだわりハチマキ
技:かえんボール/ギガインパクト/ふいうち/とんぼがえり
役割対象:ゴリランダー/ロトムナット/バンギラス/リザードンなど
本構築の起点。サイクル用に作った技構成が肝。この構築の軸がエルフ+ギャラなので、基本的にラスト選出。相手のダイマが残る確率が高いことを想定し、素早さが勝っていれば最後にダイマより火力が出る、鉢巻補整ギガインパクトを打ち込める。申し分ない火力が◎で、大事なラスト場面によくキメてくれていた。初手に選出し、ダイマを切らないといけない場合(リザードンやトゲキッス)は素早さ関係が大切。珠を持たせていない分、相手の初手リザードンやエースバーンに打ち負けるので、火力およびダイアタックの素早さ↓で調整した。
かえんボールは優秀な高火力炎技なので確定。ふいうちはラスト場面で素早さが負けている場合に切り返せるため、必要だった。とんぼがえりを一度見せてしまったことで、こだわりを意識され、ラストにふいうちが通らなかったりした点は課題だった。選出率高め。
エルフーン
性格:おくびょう
特性:いたずらごころ
実数値:161(204)-x-127(172)-98(4)-97(12)-166(116)
持ち物:きあいのタスキ
技:ムーンフォース/おいかぜ/がむしゃら/みがわり
単体役割対象:たべのこしカビゴン/ドラパルトなど
調整:
H-4n+1
HB-ようきドリュウズのアイアンヘッド耐え
S- S98族抜き調整(サザンドラまで)
本構築の大本命。一番の選出率、ほぼ毎回選出笑。基本的に初手展開し、がむしゃらまたはおいかぜでギャラドスのサポートをこなす子。きあいのタスキの理由は確実に仕事をこなすため必要だった。耐久振りにした理由は、がむしゃらが読まれないようにするため。みがわり+がむしゃらは意外と読まれにくかったのと、相手のダイマを誘わないのでがむしゃらが通りやすいのが◎初手ドラパルトを誘発するようにPTを仕組んだので、対応できるムーンフォース→おいかぜが活きる場面が多かった。
みがわりは、ダイマを切らすこともできるので非常に使いやすく、がむしゃらとのシナジーもあったので欠かせない。ほんとにS7で欠かせない存在になってしまった。ありがとう。
ギャラドス
性格:ようき
特性:じしんかじょう
実数値:171(4)-177(252)-99-x-120-146(252)
持ち物:いのちのたま
技:たきのぼり/とびはねる/アイアンヘッド/じしん
調整:
A-ドヒドイデ入りに強く出るため、252振り確定
S- 最速はトゲキッス、ドラパルト意識
本構築のエース枠。エルフーンとセットで選出率が圧倒的に高いポケモン。エルフーンが襷つぶしおよびおいかぜでサポートしてくれてるので、ギャラドスのじしんかじょうとシナジー抜群。ダイマするかどうかは相手の選出次第。基本的に裏にミミッキュが控えることが多いので、ダイマせずに相手を倒し、特性じしんかじょうで攻撃↑、ダイスチル展開でアッキミミ、チイラミミに対面勝てるようにしている。ミミッキュを倒してさえいれば、裏のポケモンにとびはねるなどでダメージを与え、後続のミミッキュまたはエースバーンにつなげることができるのでアイアンヘッド採用は勝つために必要だった。ピクシー入りにも活躍ができた。
じしんを採用した理由は、ドヒドイデ意識。ドヒドイデ入りには、ヒトムを採用するのだが、ヒトムがきついドラパルトおよびエースバーンがいるのでギャラドスからの打点も不可欠だった。ストリンダーにも強く出れるのも◎
サザンドラ
性格:おくびょう
特性:ふゆう
実数値:168(4)-x-110-177(252)-110-165(252)
持ち物:こだわりスカーフ
技:あくのはどう/りゅうせいぐん/だいもんじ/とんぼがえり
調整:
C-無振りダイマドラパルトのダイマに対し、とんぼ展開→流星群で落とせるようにするため極振り
S- 最速はスカーフヒヒダルマ意識
本構築のエースバーン相性補完枠。相手の選出にドラパミミ以外にフェアリーがいない状況は初手に繰り出した。ドラパルトのスカーフ持ちは今期あまり見なかったので、ドラパ対面とんぼがえり→エルフで透かし→もう一度サザンバックのような展開が決まることが多々あった。ミミッキュが初手に来たとしても、とんぼがえりがあるのでサイクル展開しやすくしている。
だいもんじは、相手のスカーフヒヒダルマに勝てるので採用。ロトム系統、ドリュウズ、ドラパルト、ゴリランダー、パッチアマガ軸に強く出れる点と耐久面の優秀さが◎エースバーンとの相性補完もよいのでとんぼとんぼのサイクルもできるのが楽しかった。
ミミッキュ
性格:ようき
特性:ばけのかわ
実数値:131(4)-142(252)-100-x-125-110-162(252)
持ち物:のろいのおふだ
技:かげうち/ゴーストダイブ/じゃれつく/つるぎのまい
調整:
A-最速にしている以上、耐久に振る意味があまりないので
S- 最速はミラー意識
本構築の詰め枠。エルフギャラで詰めれないところにゴーストダイブミミッキュが一番有効だった。この枠はいろいろ試している。耐久振りゴーストダイブドラパルトや、チイラのみミミッキュ、アッキのみミミッキュの型を試したが一番有用だったのが上記だったため採用。ラスト場面がエースバーンだとどうしても勝てないのが難点。それ以外であれば比較的勝てる。ただ最終日は、ラストにエースバーンが多かったので、最終日の選出は控えめだった。じゃれつくは、ダイフェアリーの恩恵が大事+ドラパルトやパッチラゴンに対応できるため確定。
ヒートロトム ※S5個体の流用、詳しくはS5記事へ
性格:おくびょう
特性:ふゆう
実数値:139(108)-x-127-143(140)-128(4)-151(252)
持ち物:ラムのみ
技:ボルトチェンジ/10まんボルト/オーバーヒート/わるだくみ
役割対象:カバギャラ構築/ギルガルド/あくび持ちカビゴンなど
調整:
S-ギャラドスやジュラルドンを抜くのが目的なので最速安定
C-H252ギルガルドへ10まんボルト→オーバーヒートで倒すため
H-残り
本構築のカバギャラおよびゴリラドヒドメタ。読みがあたれば、このポケモンで3タテもよくあった。しかし、エースバーンの登場でS5に比べたら選出率が激減。もしかしたら今期はほかのポケモンで対応したほうが無難だったかもしれない。上記メタに初手くりだし、エースバーンが初手だったときはほぼ負けていたので、その点が難しい。
【構築の難】
てんねんアッキのみピクシー
ギャラドスで詰めれないので厳しい
ピクシードヒドドラパ
確実に勝てない泣
ウインディニンフ
かなりきつかった
サニーゴ
ヒトムにあくのはどうがないので、基本的にきつい
【おわりに】
最後まで見ていただいてありがとうございました!そしてシーズン7お疲れさまでした。最終の順位やレンタルパのIDはTwitterのアンダーソン@awesome211016で公開しているので覗きにきてください!フォローもいただいたら嬉しい限りです。最終日の感想ですが、3桁前半までは結構いけても、勝ちきれないことが多かったので構築の見直しが必要でした。悔しい戦いの記憶が後を絶ちませんが笑、来期は環境が大幅に変わるので対応できるように頑張りたいです。以上です。ありがとうございました。